今年はお盆当番だったので、夏の家族旅行を兼ねて九州へ。
家族旅行はいつものように100%オットの趣味志向による企画・手配であるのでわれら3人はおまかせ~~~
8日夜、次男をひろって東名は用賀から。結構混んでいた。東北道はトラックが減った印象だけど東名はすごいね。
一人1時間半ずつ、最後オットが30分ほど運転したら淡路島着5時半ごろ。とりあえず時間調整するのは鳴門の渦を見るため。この日満潮が9時なのでそこまで待つという・・・。すでに朝日がぎらぎら・・・あっつぅ~~~~
鳴門の渦の道とやらについてみると何やら船がでるらしい。ならば船にのりましょう、ということで少し早めだが8時半の船にのる。40人くらい乗れそうな大きな船だった。
べた凪の海なのにそこだけ泡立つような怒涛で、渦は次から次へと生まれる。人生初めて間近にこの自然現象をみてなかなか興奮ものであった。
が、ジレンマというか、船が近づくと渦が壊れてしまうという・・・
20分ほど堪能して終了。
次は評判が高いという大塚美術館へ。イミテーションの集積ときいていたが、それは陶板による古代から現代までの名画のコピーを集めたもので、その数もすごいが陶板で再現というところが一味ありました。でも全部みたらへとへと。
翌日は奥祖谷の二重かずら橋とやらにいくという。剣山に登りに来たときはここに入らずに通り過ぎたが、悪名高い酷道439号、通称「ヨサク」をいく。
おお~これですか~~。
聞きしに勝る代物で、車幅いっぱい、ガードレールはべこべこ、舗装してあるだけましという林道レベルであった。
そして到着したかずら橋は、三大がっかり(あとの二つはどこ)と聞いていたが、これは良い意味で裏切られて大変よかった。涼しいし、ヒノキ?の香りがとても素敵で、よいところだった。
足元隙間が広くあいていて、私の足ではそのままスコンと抜けてしまうので、思いのほかスリリングであった。
それほど揺れない、しっかりした作り。
これだけのかずらをどこから調達してくるんだろう。。。。
御多聞に漏れずYOUもたくさん。
そのあとは高知に抜けるため439号をそのまま進むのだが、有名になったかかしの村が途中にあるのを知った。こんなところにあったのか~。これを広めたのもYOU達ときく。こんな山奥なのにね。
こうなるとなかなかホラー・・・。
だからといって土産店ひとつあるわけでなく。不思議なところだった。
天空の村・名頃かかしの里 | 徳島県観光情報サイト阿波ナビ (awanavi.jp)
高知では坂本龍馬記念館などたずねて松葉川温泉で1泊。
直前に南海トラフ云々の報道があったため、あちこちに「南トラ情報・・」と掲示板があった。さすがに桂浜近辺では避難場所を確認しながら、であったが、竜馬記念館は180mの高台にあったので問題なかった。
翌日は仁淀。私は100名山達成時に、一番人気の「にこ渕」というのには行ったが、人が多くて大変だった。今回は中津渓谷という三番人気?にいったけど、ここも危うく車が止められないほどだった。どこも清流だらけなんだけどね。
秋山兄弟ってほんとに秀才だったんだね~。
油のような日射にへろへろになりながら、リフトにのって松山城へ。
12の現存天守のひとつだそうだ。思ったよりも広大な敷地にたくさんの建造物。
これだけの石と木材を集めるのも大変なことだろう。
この日は宇和島のほうへ少し南下した宿に宿泊。
4日目。本日は移動のみ。佐田岬の突端から、大分は佐賀関までの1時間のフェリー、涼かぜに乗り込む。
航行中はカメラをもって甲板にいたが、ウミネコ?が1羽いたのみ。
だが。雲が美しくて、まだ酷暑であるのに、気象は確実に季節が進んでいることを示して高層雲がでていた。今年初めてみる秋の雲だ。
こうして高くなっていくこの空を、あと1か月もするとサシバたちが通過する。
鷹たちは高層を飛ぶから、バードストライクは避けられるんだろうな、と思いながらそれでも気になり。
羽根のように軽やかな、なんて美しい雲。
この酷暑もやがては記憶になっていく。