お盆で帰省 淡路島から佐賀関へ

f:id:peaks100:20240813195322j:image

 

今年はお盆当番だったので、夏の家族旅行を兼ねて九州へ。

家族旅行はいつものように100%オットの趣味志向による企画・手配であるのでわれら3人はおまかせ~~~

8日夜、次男をひろって東名は用賀から。結構混んでいた。東北道はトラックが減った印象だけど東名はすごいね。

一人1時間半ずつ、最後オットが30分ほど運転したら淡路島着5時半ごろ。とりあえず時間調整するのは鳴門の渦を見るため。この日満潮が9時なのでそこまで待つという・・・。すでに朝日がぎらぎら・・・あっつぅ~~~~


f:id:peaks100:20240813195312j:image

 

鳴門の渦の道とやらについてみると何やら船がでるらしい。ならば船にのりましょう、ということで少し早めだが8時半の船にのる。40人くらい乗れそうな大きな船だった。

 

f:id:peaks100:20240813195925j:image

 

べた凪の海なのにそこだけ泡立つような怒涛で、渦は次から次へと生まれる。人生初めて間近にこの自然現象をみてなかなか興奮ものであった。

が、ジレンマというか、船が近づくと渦が壊れてしまうという・・・

20分ほど堪能して終了。


f:id:peaks100:20240813195335j:image

 

次は評判が高いという大塚美術館へ。イミテーションの集積ときいていたが、それは陶板による古代から現代までの名画のコピーを集めたもので、その数もすごいが陶板で再現というところが一味ありました。でも全部みたらへとへと。

 

f:id:peaks100:20240814084952j:image

 

翌日は奥祖谷の二重かずら橋とやらにいくという。剣山に登りに来たときはここに入らずに通り過ぎたが、悪名高い酷道439号、通称「ヨサク」をいく。

おお~これですか~~。

聞きしに勝る代物で、車幅いっぱい、ガードレールはべこべこ、舗装してあるだけましという林道レベルであった。


f:id:peaks100:20240813195303j:image

 

そして到着したかずら橋は、三大がっかり(あとの二つはどこ)と聞いていたが、これは良い意味で裏切られて大変よかった。涼しいし、ヒノキ?の香りがとても素敵で、よいところだった。

足元隙間が広くあいていて、私の足ではそのままスコンと抜けてしまうので、思いのほかスリリングであった。


f:id:peaks100:20240813195345j:image

 

それほど揺れない、しっかりした作り。

これだけのかずらをどこから調達してくるんだろう。。。。

御多聞に漏れずYOUもたくさん。


f:id:peaks100:20240813195355j:image

 

そのあとは高知に抜けるため439号をそのまま進むのだが、有名になったかかしの村が途中にあるのを知った。こんなところにあったのか~。これを広めたのもYOU達ときく。こんな山奥なのにね。


f:id:peaks100:20240813195317j:image

 

こうなるとなかなかホラー・・・。

だからといって土産店ひとつあるわけでなく。不思議なところだった。

天空の村・名頃かかしの里 | 徳島県観光情報サイト阿波ナビ (awanavi.jp)


f:id:peaks100:20240813195858j:image

 

高知では坂本龍馬記念館などたずねて松葉川温泉で1泊。

直前に南海トラフ云々の報道があったため、あちこちに「南トラ情報・・」と掲示板があった。さすがに桂浜近辺では避難場所を確認しながら、であったが、竜馬記念館は180mの高台にあったので問題なかった。


f:id:peaks100:20240813195328j:image

 

翌日は仁淀。私は100名山達成時に、一番人気の「にこ渕」というのには行ったが、人が多くて大変だった。今回は中津渓谷という三番人気?にいったけど、ここも危うく車が止められないほどだった。どこも清流だらけなんだけどね。

 

f:id:peaks100:20240813200051j:image

 

その後松山まででて、今度は坂の上の雲ミュージアム松山城

秋山兄弟ってほんとに秀才だったんだね~。


f:id:peaks100:20240813200108j:image

 

油のような日射にへろへろになりながら、リフトにのって松山城へ。

12の現存天守のひとつだそうだ。思ったよりも広大な敷地にたくさんの建造物。


f:id:peaks100:20240813200056j:image

 

これだけの石と木材を集めるのも大変なことだろう。

この日は宇和島のほうへ少し南下した宿に宿泊。

 

f:id:peaks100:20240813200101j:image

 

4日目。本日は移動のみ。佐田岬の突端から、大分は佐賀関までの1時間のフェリー、涼かぜに乗り込む。

航行中はカメラをもって甲板にいたが、ウミネコ?が1羽いたのみ。


f:id:peaks100:20240813200114j:image

 

だが。雲が美しくて、まだ酷暑であるのに、気象は確実に季節が進んでいることを示して高層雲がでていた。今年初めてみる秋の雲だ。

こうして高くなっていくこの空を、あと1か月もするとサシバたちが通過する。

ここがあのサシバの観察地、佐田岬だ。

 

f:id:peaks100:20240813200211j:image

 

鷹たちは高層を飛ぶから、バードストライクは避けられるんだろうな、と思いながらそれでも気になり。


f:id:peaks100:20240813200220j:image

 

羽根のように軽やかな、なんて美しい雲。


f:id:peaks100:20240813200215j:image

 

この酷暑もやがては記憶になっていく。