あの壮観を今年も見ると決めていて、季節になるのを待っていた。
青森の帰りに初めて何の知識もなく立ち寄ってみたのが2022年の2月。
ガイドツアーで初めてちゃんと見たのが同じく11月。
5時起きでスタンバイする。1日目、日の出は6:30ごろ。雲一つない空だった。
写真は2日目。この日は日曜日だったこともあってサンクチュアリーセンターには大型バスがのりつけ、たくさんの人が訪れていた。
センターも5時から開いていて、トイレも利用させてもらえた。
朝陽がとても素晴らしくて、今回は2日とも天気に恵まれた。
まだ気の早いグループがちらりほらりと飛ぶくらい。
やがてまとまった数で飛び始める。
真正面から来てほんの頭の上をかすめていくので、羽ばたきの際の羽のきしむ音まで聞こえる。
この、アンヨがぷらんと出ているところが大好き!
もう、写真なんかでは(私の腕程度の)とうてい表現できない迫力と感動。
ある一瞬、何かに驚いたのか、湖面いっぱいの雁たちが一斉に飛び立った。もう鳥肌がたつほどのすごさだった。音も視覚も。動画でしか表現できない。
去年のツアーでもなかったような最高の塒立ちを見ることができた。
ただ茫然と生き物の壮大なドラマに包まれるだけの至福の時。
2日目はこれほどの壮観はなく、3回ぐらいにばらけた。
やっぱりこの日のシーンは最高レベルだったんだと思う。
生き物ってすごいなあ。