父親の3回忌と母親の7回忌を合わせておこなうため、また3月の故郷に来た。
写真はハチクマ・アカハラダカの渡り観察地で有名な烏帽子岳方面。
ぶじ法事を済ませ、弟一家と墓参りをして解散。日が落ちるまで2時間ほどある。
さてどこにいこう。
もちろん鳥。
だけれども鳥見を始めてから3年と少し、帰省時の唐津の鳥情報は未だに皆目わからない。
港にも行ってみたがトビ柱が立っていただけ。
松林にいってもシジュウカラがいただけ。
ならば夜景も良いという鏡山に行こう。あそこなら森があるではないか。
結果、ぷくぷく鳴くシロハラとメジロとシジュウカラ、コゲラにあったのみ。夜景もこのくらいで退散。
歳をとると、長く離れた故郷に帰るにつけ、子供の頃のあれこれが懐かしく確かめたくなる。それでいったのが、見返りの滝という名所。
鯉料理と滝で昔は賑わったと思う。もう50年ぶりぐらい。
滝はそれなりに良い滝であったが何しろ寂れて物悲しかった。
故郷は年々寂しく小さく見覚えのないものに変わっていく。
やがて自分も小さく見えなくなっていくのだろう。