その他いろいろ その3

最後の最後でみられたチャガシラハチクイ(Chesnut-headed Bee-eater)。

ガイド君は一番美しいハチクイだという。そうかしら。意義あり。

アオムネハチクイのほうが美しいと思うよ~わたしは。

 

 

ハチクイは素晴らしい色合いの種がたくさんいて、見たいものばかり。特にアフリカにはバライロやベニという名の付く、ROSYな色合いのものがいるみたいで憧れる。Arabian Green Bee-eater(和名なし)も緑と空色で良いのう~。

 

 

なぜこんなボケた、スマホでとっさに撮った写真を掲載するかというと。

いわくがありまして。

暑い園路を歩いて探鳥中、ガイド君がなにか見つけたらしく、立ち止まって双眼鏡を覗く。我々も立ち止まってなにかな、と待つ。ふとお友達が何か気になったらしく「ん?」足元を見た途端。

大きな鳥がバタバタと飛び立った。ガイド君が歩み寄ると、なんと道端1mもない街路樹?の開けた根元で抱卵していたのだ。

なんてお馬鹿さん~。こんなところでよくもまあ、今まで気づかれもせず巣を作って卵まで産んだものだ。しかも4個。偶然とはいえ悪いことをしてしまった。きっと必死で隠れていたつもりだったのだろう。ガイド君はとりあえず見つからないようにふんわり木の葉をかぶせてその場を立ち去った。

 

 

とはいえ1本しかない園路。行ったら戻るのである。

2時間ほど歩いた帰り際、ここらへんだったよね、と注意しながら歩いていると、けたたましい声が響き渡る。このセキショクヤケイがお母さんだったのだ。怒る怒る、そりゃそうですけど。散々鳴きわめいていた。

さらに翌日ガイド君がもういちどその巣をみにいくと、4個あった卵が2個になっていた。我々でなくても近々誰かに見つかり、または襲われていたであろう。ガイド君は、2個は親が咥えて運んだのだという。

そうかなあ。そうだといいけど。。。。意図も悪意もないけど悪いことをしてしまって苦い思いが残ってしまった。

 

 

これはセアカハナドリの雌。雄は黒いボディに背中が真っ赤な配色で鮮やかだけど、メスは腰にすこし赤いのが入るだけ。その写真はぼけたので割愛。ちょこまか動いてまるでキクイタダキみたいだった。大きさもいい勝負。

 

鳥もいいけど、ここもやはり蝶がすごいらしい。夏、雨季になると囲まれるほど蝶の乱舞がみられるという。

それほどでなくても美しい蝶がたくさんいた。これはアサギマダラの親戚、ウスコモンマダラ(Blue Tiger)。すごく綺麗でめちゃくちゃ好み。

 

 

暑い空気に揺らいでしまったがツマムラサキマダラ(Striped blue crow)

 

 

鳥かと思う大きさのゴールデントリバネアゲハ。英名わからず。

 

 

飛ぶところも撮れたけど今一つだった。蝶の飛ぶところはほんと難しい。

 

 

夜、フクロウ探しの際にみつけたシベット。これの近縁のパームシベットは何を隠そうあの幻のコーヒー、コピルアクを作り出すルアク(ジャコウネコ)そのものだそうだ。

さらに何を隠そう、あの都会の迷惑動物として有名なハクビシンも親戚。

 

 

これは唯一のレストラン、イエローバンブーレストランの猫。

ひとなつこくて大人しくてきれいな猫だった。けどご機嫌悪いのかイカ耳。

 

ガイド君がギボンと教えてくれたが、要はテナガザル。自由に出入りできる檻で保護されていた。この国立公園では鳥はもとより、様々な貴重な生き物が生息していて、サイやゾウやクマなどの保護施設があるようだ。マクジャクのもあった。

ずっと奥に入ると

(※この先がなぜか消えていたので再編集)

トラやワニなどの希少生物もたくさん生息しているらしい。

とてもポテンシャルの高い野生を保持しているこの国立公園。

貴重な環境を今後も維持していってほしい。