故郷で見た鳥

シロハラ。今期初撮りでした。ってもう今期終わろうとしてますが。 シロハラの鳴き声はプクプクと泡のような声で面白くて好き。 到着した15日は干満差4.9m。観察に適するのは5m以上とされているから、10㎝なら何とかなる?と思ったけれども、たった10㎝の海…

有田と伊万里 陶磁器探訪

島からもどったら雨が上がった。 もー。こんなふうよね… 愚痴りながらもせっかくきたから、また懐かしいところを回ることにした。 ここは5年前に初めて知った土谷(どや)の棚田。その時は田植え直後の最高のコンディションだったが今回は菜の花でいっぱいだ…

法事で帰省

父親の3回忌と母親の7回忌を合わせておこなうため、また3月の故郷に来た。 写真はハチクマ・アカハラダカの渡り観察地で有名な烏帽子岳方面。 ぶじ法事を済ませ、弟一家と墓参りをして解散。日が落ちるまで2時間ほどある。 さてどこにいこう。 もちろん鳥。…

8年ぶりのベトナム

毎年2月、業務上最大のイベントが無事すんだら、「勝手にご褒美旅行」をすることにしている。昨年はタイのKaeng Krachan(ケーン・クラチャン)国立公園にいった。 今年はベトナムのCat Tien(カッティエン)国立公園に行くことに決めたのは去年の秋。 タイ…

道東へ 旅編

【野付埼灯台】 悲しくてやりきれなかった1ヶ月前。どこか遠くに行きたいと思った。 ちょうどその時に、中標津の旅行記を読む機会があった。 そうだ。冬の道東に行こう。 冷たい空気がカツを入れてくれるだろう。 【釧路空港入口の彫刻、クオリティ高い~】…

秋の深まるMF

土曜日は1日だけ落ち葉の散り敷く山道を歩きたく、なんとか晴れ間のでる数少ない山域を探すと赤城山が見つかった。また金曜夜でて、ちょろっと歩いてきた。 でもこんな綺麗な晴れ間は時折で、おおよそ曇り、帰り道ではカミナリが鳴り始めた挙句、大粒の雨も…

今度こそ秋晴れの三段紅葉/志賀草津

今週は紅をもとめて志賀草津方面へ。 毎年この季節催す温泉と紅葉メインのゆるゆる山行で。 行く先は温泉がメインでも山も行くつもりだったのが、前日計画変更を余儀なくされ、とりあえずウチの山小屋に前泊して晴れた日曜日、ゆっくり出発。 道中素晴らしい…

秋山郷と苗場山

体育の日の連休は、今年最後のチャンスで北アルプスを予定していたのだが、週半ばから強い冬型となって荒れ模様が予想された。実際6日には乗鞍でも初冠雪。 普通この週は涸沢の紅葉のピークでにぎわうのだが、やばそうなので取りやめ。 かといってほぼ雨の…

待ち時間で見た鳥たち

カケスも明るいところで見るときれいですね エゾビタキ。空抜けですが、割と近かった。 お、この声は!とみるとイカルがカップルで しばしこの樹でお食事 でもどうしても全身見えるところにでてきてくれなかった 場所柄リュウキュウサンショウクイ これがピ…

吾平山陵の不思議な出来事

宮崎から霧島にかけては神話の土地柄だ。天孫降臨の高千穂があり、伝説があちこちにあるみたいだ。 ここもそうで、渡り観察ポイントの大隅広域公園の隣には、土地の人の誇りという、吾平山稜がある。これは初代天皇である神武天皇のお父君とお母君の陵墓だそ…

大隅半島南回りルートで雄川の滝から錦江湾へ

さて。そういうわけで内之浦も時間かけず終了。向いのトイレに入ったら、脇に観光案内看板があって、つらつらみたら海岸がよさそう。 ということで「大隅半島南回りルート」の表示に従って進んでみる。でも、南回りって言い方変だとおもう。突端の佐多岬まで…

内之浦宇宙空間観測所

この7日から国体が開催される鹿児島。それを知ったのはついてから。 だからですよ、去年は全く問題なかった鹿児島空港ホテルもレンタカーも、夏前に予約したのにほとんど空いていなくてやっと確保したのだ。金曜夜着くので空港ホテルとそこから乗り出しのレ…

コムクドリ

昨年同様、朝起きてレンタカーの開店を待つ間もいそいそと探鳥。 去年見つけたところに行くと、今年もいた。コムクドリたち。 なんだか知らない赤い実をさかんにパクパクたべていた。 ほっぺがかわいい。 今年は結構長く遊んでくれて、撮りやすいところにき…

今年もサシバを見送ることができました

今年も感動で泣けました。 その時が来ると君たちはわかるんだね。 その神秘が計り知れなくて畏敬の思いが湧く。 青い空に雲を背負って、ゆったりと舞いながら高みに昇っていく その姿をみているだけで胸がいっぱいになる。 たった1人で、または仲間と息を合…

夏山シーズン終盤は白山

毎年必ず行く白山、今年は7月に遠征がはいったので今頃になってしまった。 3日ないと北陸は厳しいのでやっとこの3連休でいってきた。 それでも金曜の深夜にでて、途中のサービスエリアで短時間仮眠して、やっと富山にたどりついたのが朝。寝てないし、山に登…

東北の山は秋の気配 焼石岳

8月の最後、まだ暑いので東北へ沢登にいった。 焼石岳につきあげる尿前沢(シトマエサワと読みます)。 この山は地元の人が愛してやまない山で、花がすばらしいので7月はとても人が多いが、この時期はシンとして静かだ。 沢に入るには中沼登山口からなので、…

島で見た鳥 4

これで最後。 フィリピンオビオウギビタキ(Philippine Pied-Fantail) 普通種のようで何度も見かけた。印象としてはハクセキレイみたいな。 尾羽をぴょこぴょこ降る動作も似ている。 換羽期なのか、どの個体もわりと羽がぼさぼさしていた。 鳴き声はあまり印…

島で見た鳥 3

到着したその時から、いかにも南国らしい美しい囀りが我がコテージの裏に繁茂する森から響き渡っていた。なんだろう、誰が鳴いているんだろう、と気になって仕方ないが, ジャングルの奥深くから響く声の主を認識することができない。 あなたはだれ? それは…

島で見た鳥 2

初日、ごはんに行く前にプールサイドのバーでハッピーアワーのビールを飲もうとしてびっくり。ふつうにホシゴイがプールサイドを歩いている。 客も別に気にする風でもなく、鳥もごく当たり前のように闊歩している。 低い木の上にいたり、降りてきてうろうろ…

島でみた鳥  1

そのどんづまりの我が棟は裏に迫る山が独占で観察できる。 コテージ脇はナンヨウショウビンのテリトリーらしく、いつもいた。はじめはおおお!!と色めき立つが、すぐ目の前の木にとまるので数日間の友となった。 2羽がめだってうろついていたが、つがいでは…

海に行く

毎年家人が張り切って、どうしてもスキーとダイビングの家族旅行は欠かせないと主張する。スポンサリングの上全部セッティングしてくれるし、残り三人(私と息子二人)は「じゃあ行きますかね」というスタンスで、特に仲のいい息子二人は普段離れているので…

ツォ・カル(Tso Kar)デイトリップの風景

はるかな広がりのほんの一部を切り取るだけしかできないが、ツォ・カルはこんなところ。ラダックの中心、レーの町から南東方向へ、5300mのタグラン・ラを越えて、車で4時間ほど。 もうあと2時間ほどいくと近年パンゴン・ツォについで人気のツォ・モリリが…

チャガシラカモメ

遠い湖面にカモメらしい鳥を確認。 撮ってみるとチャガシラカモメだった。 2月のタイであった時は、アタマは茶色くなかったので 茶色いところを見たいと思っていた。 見られてうれしい。茶色いっていうだけでなぜかシックでおしゃれ。 茶色くないのもいまし…

アカアシシギ

メダイチドリ達から離れて水辺を眺めると、なにやらたくさん水鳥がいるではないか。 期待した通りだわ。ウキウキと近づこうとするのだが、一見歩けるように見えてもずぶずぶのところばかり。足の置き場を探しつつ進むんで一番近くの鳥を撮ってみる。 それは…

メダイチドリとなにかヒワ

謎のハヤブサが行ってしまった後の話は前回書いたとおり。 で、ぶらぶらし始めて最初に見つけたのがこれだった。 なにやらたくさん、小さめの鳥が飛んだり降りたりしている。 あのサイズと歩き方からするとチドリ?と思って撮ってみると、メダイチドリのよう…

オグロヅル(Black Necked Crane , Tibetan Crane)

見た順番に書いていこうと思っていたけど、話のつながりで先にオグロヅルを。 謎のハヤブサを見た後は鳥の影は薄い。ツルはいないかも、とドライバーさん。 この先、ツォ・モリリ方面に道路は逸れていくし、と終わり宣言ともとれる発言をくらう。 え~~~、…

ハヤブサの仲間???

オオノスリの飛翔をしばし楽しんでいると、もう一羽猛禽がからんできた。 つがいかしら?と思ったけれど、大きさも飛び方も形もちがう。 オオノスリから焦点を移して撮り始めたら10mくらいさきの岩に降りた。 当時は自覚して撮ったわけではないが、意外とこ…

オオノスリ

アカツクシガモを遠くに見ながら、あんなところに人がいる、と思いきや。 よくよく見るとそれは鳥だった。あの大きさなら何かしらの猛禽だろう、と撮っているとこちらに飛んできた。 同じ時期にこの辺りで観察できる猛禽をeBIRDで調べると、オオノスリが該当…

アカツクシガモ

登頂の翌日、ベースとなるNEO LADAKHに帰還して泥のように眠る。とても4時起きでパンゴン・ツォにはいけないので、強く希望していた隊員には悪いが、7時起きでいけるツォ・カルに行くことにした。 Tso Kar - Wikipedia 中国との国境を争うパンゴン・ツォの…

鳥というより動物と花 2

ちょっと出かけていたので間があいてしまいました・・ さて。チベット風景に欠かせないのがこのヤク。フサフサだ。wikiによると野生種は激減しているのだそうだ。 ヤク - Wikipedia この動物は気が荒いというので、前に見たときは飼い主でさえ近寄らず、制御…