今回は時系列で。
前述のごとく9:15に釧路空港について9:40にはレンタカーを乗り出した。車載ナビは4時間半かかるというのでえ~ッと思ったけど、ベースが80㎞/hで皆さん走るのと、なにせ車がいないのでガンガン進む。野付半島ネイチャーセンターに着いたのが13:00頃。
途中、スタックした場合に備えて食料を買い込む時間込み。
目当てはコクガンで、とある筋から指南されたポイントをまず目指す。
いつもならもういないが、今年は暖かいのでまだ少し残っているはずといわれて。
ところが午後の逆光に光る水面に浮いているのは、まばらなカモメとカモ。
ありゃ~やっぱり遅かったか。
とりあえず撮ったのをあとから見ると、あまりに遠いけど多分形からしてホオジロガモな気がする。だとすると初見。まあこんなのじゃ見たうちに入らないけど。
次にネイチャーセンターに寄ってみる。前回のツアーでは立ち寄った記憶がないのだが。
2階にあがってみると地元らしい人が職員さんと話していてなにか申請している様子。
あれ、もしかして、歩くのに申請がいるのかな、と思って聞いてみたら別に要らないそうで、「何がみたいんですか」といわれたから・・・はすでに書いた通り。
で、海辺にいくとなにやら黒いものが浮いていて、ウじゃない。くちばし黄色い。
これも初見のクロガモ。うれし~~。大きな口をあけてなにやらしゃべくっていた。
波打ち際に見えるでしょう。この波打ち際までは相当な距離がありまして、近寄れない。遠いのは覚悟していたから最初からテレコン装着。
なかなか存在感のあるカモだ。体格も大きい。
※追記
このカモはあのディズニのダフィーのモデルなんだそうだ。初めて知った!
そしてここ、とここ、と教えてくれたポイントにはコオリガモはみあたらず。
しかたなくサキッチョの灯台までいってみると、そのあたりの遠い波間にうかんでいる白いもの。これだ~~~~。やった~~~~。
見たかったんです、コオリガモ。もっと近かったらなあ。
テレコンつけてるとどうしてもボケる気がするのと、この日は前述のように13度くらいあって、いくら寒い海といっても多分カゲロウ的なものも出たりして?どうなんでしょう。
がんばってマックスこの程度しか撮れなかったけど、いいの。会えたから。
しかも、ないように見えてうねりが結構あって、その谷間に沈むと全く見えなくなる。浮いた一瞬に合わせるのも私には至難でした。
で、これは、なんだか幽霊みたいにぽ~~っとしてるけど、ウミアイサの色がちゃんと出ているのからすると、このコンディションが特別変というわけじゃなさそう。
ボードにシロカモメってかいてあったから、多分ですけどシロカモメ。
とするとこれも初見。
時間も押しているので(すでに斜陽)、なんとしても教えてもらったシノリガモはゲットしよう、と標津港に向かう。
途中北海道3大スター?オオワシが飛んでいるのをみつけてキキ~っと車を止める。
一人で運転しながらきょろきょろ鳥を探すのもなかなか大変だ。すぐその場に停められることもあるけどなかなかそうもいかないし、窓をあけてカメラを構えて、とやってもその間に飛んでしまうことが度々。
次も3大スターのオジロワシをみつけて、小屋の影からそお~っと近づいたが、すぐに見つかって飛ばれてしまった。
やっぱりオオワシよりオジロワシのほうが鋭くてカッコイイなあ。
オオワシ、ごめん。君はくちばしが大きすぎて、ちょっとコミカルなのよね。
そうして標津港まで戻ったけど、結局シノリガモなんか影も形もなく、たくさんの釣り人の前にウミアイサが浮いているだけだった。がっかり。
しかたなく根室を目指すことにした。どうせもう暗くなってろくに見えなくなってきた。通りすがりの林に、いくらでもシマエナガが群れて飛んできそうな感じがするので、ずっと窓も開けて声を拾おうとしたのだが、ヒヨの声が聞こえるだけ。
暖房もいらないどころか、窓を開けて走ってちょうどいいくらいって、12月半ばの北海道で、どうなんでしょう。
最後は尾岱沼のハクチョウをみて終了。
北海道のハクチョウたちはなんか綺麗。