1年で一番寒い時期となりました。さすがにあちこち雪が降ったり冬型気圧配置になったり。
せっかく雪山用の靴を新調したのに、なんだかおっくうで出掛けずにいる。
もう雁たちも少しずつ北に向かい始めたようだ。
今年は雁loveが一気に亢進してしまった。ビールですらこういうのを見つけると飛びついてしまい、メロメロになってしまう。
とはいえ、これは大変おいしゅうございました。
そして雁つながりでふと思い出した西安の慈恩寺にある大雁塔。なぜ雁？？？と思って研究者の方に聞いてみたら教えていただいたが、なんのことはない、ネットで検索してもすぐでてくる。7年前いった時は閉場間際で慌てていたので全然気が付かなかった。
大まかにいうと、その昔、小乗のとある比丘が、許された三種の浄肉で足りなかった。そこへ雁行が現れたので、あの雁がわかっているなら肉を供してくれそうなものだ、と戯れにつぶやいたところ、実は菩薩の化身であった1羽の雁が目の前に落ちてきて身を呈した。それをみて、肉食は良くないことであったと悔い改めた。その雁を供養して塔を建てたのが大雁塔の由来である。何度も倒れたり壊れたりで改修されたのだが、この話は、持ち帰った経典を納めるため、自ら再建に励んだ玄奘三蔵が表した「大唐西域記」にあるというので入手した。小さい漢字がいっぱいで難しいけれど、寒い日の友として傍らにある。
長野の山小屋裏道。落ち葉でも足音がでてしまうが、雪もけっこう音がするので、鳥が逃げてしまう。。。市民公園でないところの鳥は野生が濃い。
8年になろうとする車が末広がりなメーターになった瞬間。信号でとまってよかった。
そして雁や遠い海鳥を見るために誕生日の自分に自分で贈り物～～～
バードウォッチャーなら憧れの単眼鏡。大財産だ～。
