カリガネはなんとか11月にも会えた。でも11月みつけられなかったハクガンを今回は見たい。そう思っていたら無事会えた。
※本来ピンクのかわいらしいくちばしが黒いのは、泥のなかに突っ込んで採餌していたせいで汚れているからです。
ハクガンはいれば見つけるのは難しくない。
いる場所にいくのが大変だ。
ここには7羽の家族がいて、うち2羽が若鳥だった。
ハクガンも自分たちを見ているのを察知するようで、わりと早くから飛んでしまう。
田んぼの畔からはたいして近づけない。
この個体は1羽だけマガンに交じっていた。
高いところの道路から見下ろしで見える田んぼにいたので
わりと近くて撮れてうれしかった。
腰のあたりに垂れる羽根がハラリとして綺麗だ。
気性は割りあいに荒くて、喧嘩っぱやいということだけれど、やっぱりかわいい(*´ω`*)
ほどよい長さのピンクのくちばしに、つぶらな瞳のふっくらしたお顔。
かわいいなあ~~~( *´艸`)
何度も書いた気がするけど、江戸時代には東京湾に雪と見まごう程にいたのが一時は日本ではほぼ絶滅したというハクガン。いろいろな人々の努力が実って復活し、2015年には荒川河川敷で幼鳥2羽が越冬したというが、これるならまた来て、埼玉でも越冬してほしい…と思うけれど、やっぱり関東は彼らには暑すぎるのだそうだ。
去年の今頃カナダのバンクーバーで、200羽以上の大きな群れを2回みたけど、こんなに近くて会えたのは初めてでうれしかった。
ちなみにアメリカ西海岸越冬するハクガンはもう多すぎて越冬地が混みすぎているそうだ。
それがためか、カナダ東岸に生息するアオハクガンが越冬地でシベリアからきたハクガンと出会ってつがいになって、そのままそアジアに来るのだそうだ。
次はぜひ八郎潟にいってアオハクガンにもあわねばならぬ。