これまたやっとのムナグロ

 

アマサギを終了して移動しようとしたところへ、MFでお見かけしたことのある方が到着された。少しお話して、昨日から探してやっとみつけました~などといった後に、そういえばムナグロはどこにいるかご存知ですか、と聞いたら、昨日いたところは、と教えていただいた。

なるほど~。そっち側はノーマークだった。。。。

で、行ってみたが、農作業の人とザリガニ取りの親子がいるのみ。

 

 

通路をくまなくうろつきながら探すのだが、どうにもわからない。

どこだろうなあ、と思っているとなにやら飛ぶ影とピュウピュウという、いかにも海鳥らしい声が聞こえる。

これだな、と思って降りたあたりにいってみるといました~~~

しかし遠くにやっと1羽。おかしいな、60羽はいないとしても1羽ってことはないと思うが・・

1ショットでその1羽も飛んでしまって見失う。さらにうろついてみると・・

 

 

ついに夏羽3羽と換羽前1羽の合計4羽をはっけん!

とうとう見ることができた。先輩にさんざん教えてもらってもちっともみつけられなかったムナグロ。最初の年に遠く飛ぶ群れの影はなんとか撮れたけど、近くてみたことはなかった。

 

 

しかも、じっとしているとどんどん近づいてきて、最後は4メートルあるかないかまで。意外と警戒心は薄いようでじっくり観察できた。

先輩に最初に教えてもらった頃は低い姿勢でないとすぐ逃げる、ときいていたからびっくり。強風の日、自転車なので座ることもできなかったんだけど。

 

 

見つけた最初は焦っているから、自転車をしっかり停められなくて、カメラを出している間に強風にあおられて倒れてしまった。白い自転車のハンドルが片方、泥の中に突っ込んでしまって大変。起こして拭こうとすると双眼鏡にも泥が付いてしまって、もうあたふた大わらわとなってしまった。

 

 

そんなことは知ったこっちゃないので、ムナグロは食事に熱心であった。

羽色がダイゼンより黄色っぽいというのも至近距離でたっぷり味わうことができた。

眼がつぶらでかわいい。

 

 

そして足が長くてスタイルがいいわね。うらやましい。

2日に渡った田んぼ巡り。風にも負けずうろついた甲斐がありました。