フジイロムシクイ

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今回の第一目的かつ必須課題のフジイロムシクイ。夢の出会いが無事叶いましたー💞

 

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この腰の瑠璃色の輝きはどうよ。たまらん。


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あえるのか。あえないのか。

会えるとして、理想の虹色の個体なのか。

オスだけか、メスだけか、それとも幸運に両方か。またはまったくダメか。

様々な想いが渦巻く中でいよいよその日が来た。はやる心を抑えてガイド任せでポイントに近づく。

 

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ポイントと言っても、ガイドが嘆くことに、ラダックは広大すぎて、さらに観察者が少なすぎて、何がどこにいるかの把握はかなり困難を極めているようだ。

 

まず、声をキャッチしたようで、1つ目の場所で探す。とても見えると思えない藪の中で、呆然とウロウロしていたら一瞬近く聞こえた。ここでぼんやり虹色のかたまりがわかる程度のショット1枚。最悪でもこれが宝物になると思うと少しだけ安堵とこれならいけるかもと期待がムクムク。

 

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ガイドはある程度の自信があるようだ。

2番目のところにつくやいなや、あれもこれもそこにもここにも、今回の見るべき鳥リストのがわんさかいる、というのだが、オロオロしているうちにみんないなくなってしまった。😭


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そこから棘だらけの、ラダック特有の?シーバクソンという、最近取り沙汰されているスーパーフードの実がなる茂みを掻き分けて、棘に刺されながら分け入る。

絶対静粛だ。声は覚えたので我々も耳をすます。

聞こえるのだがどうしても出てこない。

 

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枝の間を、地面を、チョロチョロ素早く動いてガイドもしっかり見ることができないでいる。

一瞬、被りのない枝に止まったが、私はボケボケ。同行の友人はかっちり収めたが色がでてないという。


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さらにそこから2時間弱ほど経過。

一旦ランチタイムとする。

そして午後の部再開してしばらく、また出たという。追っているとうまいことお茶のような低木に乗った。メスだけど近い!

 

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無事撮影成功。

これなら立派なもんだと喜び、さらに追撃。

するとしばらくして、10メートルほど先の木の被らない前面にとまった。

キターー!オスだ。しかも虹色の。

ガイドも「shoot! shoot!」と気合いの援護射撃で、無事撮れました。

はあー(*´∀`*)よかったー( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

 

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しかしなぜか、この個体が、なのか、やけにボサボサ。


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でもいいの。夢にまで見たフジイロムシクイに会えたんだから。


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よくぞとまってくれた。ほんとにありがとう。

その後も若オス、メスにもまた会えて大成功だった、

 

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これが若オスだそうだ。光が強くて枝の影ができたけど。


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茂みの中のメス。紅い目が妖しい美しさ。


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こんなに綺麗な鳥がいるんだなあ。

世界は広い。


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もう2度と会えないかもしれないけど、この綺麗な鳥達が元気でいつまでも暮らしていけますように。