これで最後。
フィリピンオビオウギビタキ(Philippine Pied-Fantail)
普通種のようで何度も見かけた。印象としてはハクセキレイみたいな。
尾羽をぴょこぴょこ降る動作も似ている。
換羽期なのか、どの個体もわりと羽がぼさぼさしていた。
鳴き声はあまり印象にないので特筆すべきものはなかったかも。
これが苦労しました。パラワンツカツクリ(Tabon Scrubfowl)のようだ。
ある時、ヤブとの堺の竹垣の壊れた隙間から木下闇をふと見ると、なにかがさささっと走っていった。形としてはクイナ的な。
お、あれは何だろう、と思ったあと「ヒィ~~~ヒィ~~~」とかなり大きく不気味な声が響く。トラツグミに似てより一層不気味。
その後3度ほど見かけて(どれも一瞬)同様の状況。多分あれが鳴き声なんじゃないかと思うのだが調べてもわからない。
そしてやっとなんとかちょこっと撮れたのがこの写真。ひどいけどどんなものか形だけはわかる。美しくはない・・・。2羽つがいでほぼ同じ時間、同じところで見た。
このツカツクリという鳥の仲間たちは一切抱卵せず、落ち葉と土で積み上げた塚の中に卵を産み、発酵熱で孵すらしい。温度調節も砂をかけたりなんかしてするんだそうだ。
浅瀬で狩りをするクロサギ?海では鳥は他には見かけなかった。カモメ系も全然。
キバラタイヨウチョウ。胸の黒い部分は構造色で紫や青に輝く。
ぼけてるけどこんな感じ
パラワンヒヨドリ(Ashy-fornted Bulbul)?
ソフトフォーカスでどうぞ
※追記
思い出した。なんでソフトフォーカスになったかというと。
冷房キンキンの部屋から湿気むんむんの外にでたらレンズが曇って真っ白になったから。これはまずいと思う。
すごく遠くのキバラタイヨウチョウ、全部きいろバージョン。
毎日素晴らしいハウスリーフで好きなだけ泳いだ。脚の裏側が真っ赤になって何年振りかで日焼けでベロベロ皮がむけた。
そして海中には甲殻類のプランクトンがいて、眼には見えないがこれに当たると敵は突起物を出して刺す。ちくちくっ!と、思わずさするような痛みだ。
ゾエアと呼ばれるらしいこれらプランクトン。ダイビングではウェットスーツで全身を覆うので問題ないが、シュノーケリング時は半そでまたは長袖のラッシュガード、下はせいぜい短パンである。アレルギー反応の強い長男は手足真っ赤にぼつぼつで腫れあがって熱を持ち、夜も寝られないくらいだった。他の二人も医者で塗り薬をもらうくらいのしつこいかゆみだったようだけど。
でも私は全くなんともなく、これっぽっちも症状がでなかった。
我ながらたくましすぎてなんだかちょっとがっかりする・・・
おいしいご飯を食べて遊んだ5日間でした。
帰りの飛行機の乗り継ぎが間に合うかどうかひやひやものでしたが。。。