ミヤコドリとオオソリハシシギ

 

久しぶり、というよりもまだ2回めだけれども、3年ぶりかしら。ミヤコドリ。

会えてうれしい。

 

赤い眼の鳥は基本的にはびっくりするが、オレンジも鮮やかな大きな嘴や黒白の体とともに、何と粋な配色だろう。ピンクの足がまた素敵。

そしてがっしりずっしりした重量感と質感がまたたまらない。

ぱっとその存在がわかる。なんでもアイルランドの国鳥だそうだ。

 

 

さかんに採餌していたが、こんなに根元までつっこむのね。

調べると嘴峰は11センチだそうだけど、感覚的に20㎝くらいありそう。

英名Eurasian Oystercathcer。この長くて強そうな嘴を差し込んで二枚貝を食す。

上下に平たくて先が鋭いからできるのだそうだ。

それでも手も使わずに器用なものだ。

 

 

その隊列にまじってオオソリハシシギ1羽発見。

 


同じくらいの体長でもこの質量感の違い。オオソリハシシギが華奢に感じる。

渡る距離がオオソリハシシギのほうが長いことにもよるのかしら。

 

 

これも1羽でいた。仲間はいないのかな。

まだ東与賀の存在を知らなかったころ、東与賀にいた人が三番瀬にきて鳥の近さに喜んだという話をきいた。ほんとに実感する。じっとしていればすぐそばまでやってくる。都会の鳥は人にも慣れるということだろうか。

 

 

初夏の気温だったからもう、陽炎がゆらめいてゆらめいて。

 

 

眩しくてよく見えないからピンぼけになってしまった。

 

 

海鳥はみていてとても幸せになる。のびのびと大きな空間を飛ぶからかな。

そういえば雁類もそうだ。鷹も。大空を大きく飛ぶ鳥が好きなんだと気が付いた。