ハンレに到着するまでと到着してからの鳥たち。浅い川でカモメがたくさんいた。
こちらはオオズグロカモメPallas's Gull。若みたいだ。カモメはどれみてもわかんないから撮るにも気合が入らない。とりあえず撮っとけ、という・・。
それにつられて初見なのにカワアイサCommon Merganserも気合が足りず、開けたらボケボケで割愛。残念。
こちらはチャガシラカモメBrown-headed Gullの冬羽。去年はきれいな夏羽だったけどね。ズグロカモメも何回か見たが、撮っていなかった。
こちらがオグロヅル親子連れ。
生まれてどのくらいなのだろう。ずいぶん幼い感じ。
アカツクシガモRuddy Shellduckは100羽近い(だったと思う)群れがいたり、あちこちで見かけた。
猛禽や猛獣の気持ちがよくわかる。群れでいられるとどこを狙っていいのかわからない。去年も遠くてちゃんと撮れていなかったからちゃんと撮るべきだったが、なんとなく見たしなあとおもうと、気合が入らなかった。反省。
午後1時半頃ハンレに到着。宿に入って一休みしてから3時ごろからバーディングにでる。近くの柳畑でムナフヒタキSppoted Flycatcher。ちょっと嬉しい種のようでガイド色めき立つ。
若なのか季節のせいか名前のムナフはあまり強くないけど頭のシマシマがポイント。ヒタキはシュッとしたスタイルのはずだが、寒いから?まんまる。
柳の茂みの中にハイタカEurasian Sparrow Hawk。
さらなる茂みのなかにコノドジロムシクイLesser White-throat。これも嬉しい種みたいなのだが。
頭に来るほどちょろちょろ動くわ出てこないわ。最後とうとう諦めたけどくやしいから証拠写真。ドライバー君は見事撮れたといっていた。
池ではハシビロガモNorthern Shovelerと、手前がちょっと不明。記録ではシマアジGarganyとなっているが、それにしては顔が白いし。
追記:ガイドによるとシマアジのメスだそうな。
もう光りも乏しいけど。
メジロガモFerruginous Duckは初見だが、遠くて暗い。これはメス。暗くて目もでなかった。
実は夕方がいいというのでチベットスナギツネ探しにでたのだが、2時間超も探しても見つからない。チョウゲンボウも晩御飯中。
この後暗くなって宿に戻るとなにやら若い男軍団が到着していて不安が募る。なぜなら前夜友人は隣のコテージで夜中までどんちゃん騒ぎに会い、眠れなかったからだ。
いやだなあ。悪いけどインド人は中国人と並んでやかましく騒ぐのが好きな人たちだからなあ。暗闇の中を晩御飯に向かってそそくさとごはんを済ませて部屋の戻ると案の定、ずんちゃか音楽に乗ってマイクまで持ち出している。ひえ~と思っていたら、意外にも9時になったらすっと静かになった。やれやれよかった。偏見でごめんなさい。
もう一つには旅編で書いたように、ハンレは星の観察地の為、夜は明かりが漏れないように闇夜を保つ努力をしているようで、そのこともあるのかもしれない。
次の日の朝、5時起きでまたもチベットスナギツネ探しにでるが、見つからない。ガイドとドライバー2人態勢で一生懸命双眼鏡をのぞくのだが。彼らの目より我々がいいわけがなく、所在ない。アカギツネRed Foxやオオノスリしかいなくて、2時間近く探した後諦めて次のツォ・カルに向けて動くことになった。
上はヨーロッパノスリCommon Buzzardか、ヒマラヤノスリHimalayan Buzzardかもしれない。後者はオオノスリと近縁、前者だと系統的にはなれるんだそうだ。やっぱり生息場所からしても後者かもしれない。見分けは困難と書いてあった。オオノスリより一回り小型だけど、正直見分けはガイドも適当。なにせこの時はチベットスナギツネ1点集中だったからね。
他にはチョウゲンボウ、トビが座っていた。トビはあまり見かけることがなく、全日程通して2回だった。イヌワシやヒゲワシのほうがよほど見かけた。