故郷で見た鳥

 

シロハラ。今期初撮りでした。ってもう今期終わろうとしてますが。

シロハラの鳴き声はプクプクと泡のような声で面白くて好き。

 

 

到着した15日は干満差4.9m。観察に適するのは5m以上とされているから、10㎝なら何とかなる?と思ったけれども、たった10㎝の海抜差は干潟の距離にして40~50m後退するという状態であった。

 

 

そんなわけで鳥たちも十分干潟で休めるので飛ばない。あの、うごめくように大小とりまぜて間断なく飛び続ける群れが全く見られなくて、それが残念でたまらなかった。

あれがいいのになあ。あれをみたかったなぁ。

 

 

やっとクロツラヘラサギヘラサギの団体をみつけたけれども、みなさんまったりお休み中で動かない。粘っていると時々あくびをしたりするのを何とかとらえる。

 

そのほか、30~40m先に並んでいるダイシャクとかチュウシャクとかホウロクとかの群れ(多分。みんな羽根に頭を入れて寝ていて時折顔を上げるのでちらっと確認)も撮ったのだけど、間違って全部消してしまった。ズグロもツクシガモも。

まあ、全然いい写真にはならなかったからいいけど。

 

 

ヘラサギ。うしろはなんだろうね、シロチドリかしらね、つぶつぶ恐怖症にはちょっとびびる光景だ。

この日は半そででいいほど暑くて、したがって陽炎が燃えるように揺らいで、スコープでも像を結ばなかった。

 

 

こちらは帰る日。嘉瀬川の河畔の芦原に以前から降りてみたかったのでいってみた。

チュウヒが飛んだりしないかしら、と思ったけどスカ。

ツリスガラがいたりして、と思ったけどこれもスカ。

 

 

かろうじてオオジュリンが一度だけ見えるところにとまってくれた。

これも今期初撮り。

 

 

これから北にいくのかな。すでに冬鳥は旅だったようで、野山にも市民公園にも小鳥の姿はほとんどなかった。

 

 

とおりすがりにカササギ。巣もみつけたけどもう抱卵中で尾羽が見えているだけだった。

私が子供の時分でも、この鳥たちは電柱に巣をかけるのでいつも取り払われていた。

最近はカラスをさけてなおなお民家の近くにいるそうだ。

このペアも民家の垣根にいて、待っていたら離れたから撮れた次第。

別の所のコウノトリの巣も九電さんに撤去されたそうだ。どこかに移動させるとかなんとかするのかなあ。そうしたって鳥は戻らないだろうけれども。

 

 

最後の最後にあえたタヒバリ。干潟の通路にて。

この日風が強くて羽田からの便が到着遅れ、出発も20分遅れた。それでも飛んだだけまし、という話だった。

 

 

またくるよ~。

次はぜったいにがっちり満潮に合わせてくるわよ〜😤