毎年必ず、どうかすると数回いってしまう山形のサクランボ狩り。
昨年は高峰チャレンジの準備と決行の時期が重なって断念し、誠に遺憾であった。
というわけで今年こそ!待ちに待ってプレオープンの初日、初客として堂々入場である。
どうだろうと期待と不安でいってみると、6月頭なのにこの色づき!
毎度思う、宝石のような輝き! こちら農園オリジナルの「初夏の香り」である。
一番早い時期に熟れる、同じくオリジナル品種の喜美錦や
酸味強めの紅さやかも早く食べてといわんばかりである。よしよし。食べてあげよう。まってなさい。両手早打ちでつぎつぎと口の中へご案内である。
こちらは柔らかいために出荷不向きで畑でしか食べられないという、フランスワン。
洋種のような黒い色で、味わいもそんな感じ。べた甘くない。
ここの農園は自然のままに実らせているとのことだが、さくらんぼは雨にあたると皮が割れたりしてとってもデリケートなんだそうだ。
今年は春先が雨が多かったし、なんとなくいつもより水っぽい気がしなくもなかったが、それでも幸せいっぱいで食べまくった。
青い空バックに素敵
今年もしっかり100個以上いった模様
その後、午後からとなるので近場の山に登ってみた。
南蔵王の不忘山(御前岳)というのだそうだ。ここから蔵王までの縦走もありそうだ。
忘れらないほど良い山というネーミングかと思ったら、その由来は意外であった。
下のほうは薄暗がりの木之下闇でいかにも熊と遭遇しそうだったので、声・笛・鈴で音を出し続け常に回りを見ながら、ストックで岩をガチャガチャつきながら歩いた。
上部は火山礫のガレ場や岩場になっていたりして、なかなか変化にとんだ面白い山だった。
さくらんぼの頃は晴れていたが、午後からは雨が近づいてずっとガスっていた。
でも最後頂上直下で少しだけ晴れてくれた。
今年はどうも薄暗い中を登る山行が続いている。そろそろスカっといきたいものだ。