このカモたち、採餌するときは盛んに潜るんだけど、ここで何を食べているんだろうか。基本的に動物食寄りで、甲殻類や貝などが好きらしいが、浅くて流れのはやい淡水の川の中になにがあるんだろうか。魚や水草も食べるっていうけど。
脚は赤っぽい橙色。体格は大きくはない。
去年バンクーバーで遠くキタホオジロガモをみたけど、それとこの亜種ホオジロガモはディスプレイや鳴き声などいろいろと違うそうで、キタホオジロガモはどちらかというとヒメハジロに似ているんだそうだ。
でもこの亜種ホオジロガモも、頭でっかちな感じで体が小さく見えるところはヒメハジロと似てる。
この頭の深い緑色が好き。体のシンプルなトーンに加えて美しい配色だと思う。
カックンの前にはこうして斜め前方にぐーんと精いっぱい首を伸ばす。
どれひとつとっても優雅とは程遠くひょうきんに思えてしまうのは、やっぱり黄色い目にぽちっと小さな瞳のせいか。はたまたミャンマーのお化粧、「タナカ」みたいなほっぺたのせいか。
漫画チック。
こんな小さな瞳でよく見えるものだ。
この日、さかんに上空をトビやノスリが飛んでいたが、全く動じる様子もない。
どこむいてカックンしているのか。メスはガン無視。
この日見た群れは総勢20羽くらい。
若鳥はメスと同じような羽衣のようだが、その区別はあとから調べてわかった。嘴の先が若鳥では黄色くないんだそうだ。とすると右から2番目、ちょっと奥の1羽はまさに若鳥では?
前回居たコハクチョウは見られなかった。
そして前回同様、ハクセキレイとセグロセキレイはたくさんいた。
あとはイカルチドリ、イソシギ、タヒバリ、オカヨシガモ、カルガモ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、ごちゃっとオオバン。
ちょっと遠いところだけど、大満足なリベンジであった。
また今日も心の中で「やっとみられましたよ~先輩の大好きな首カックン!」と報告したのでした。