法事で帰省

父親の3回忌と母親の7回忌を合わせておこなうため、また3月の故郷に来た。 写真はハチクマ・アカハラダカの渡り観察地で有名な烏帽子岳方面。 ぶじ法事を済ませ、弟一家と墓参りをして解散。日が落ちるまで2時間ほどある。 さてどこにいこう。 もちろん鳥。…

その他いろいろ その3

最後の最後でみられたチャガシラハチクイ(Chesnut-headed Bee-eater)。 ガイド君は一番美しいハチクイだという。そうかしら。意義あり。 アオムネハチクイのほうが美しいと思うよ~わたしは。 ハチクイは素晴らしい色合いの種がたくさんいて、見たいものば…

その他いろいろ その2

ハイドの常連、キンバト(Asian Emerald Dove)。とはいえ、チョウショウバトやベニバトなどと違い、そこらでは見ない。沖縄や先島諸島でも森の際でちょろっとしかあったことがない。 ところでDove と Pigeon の違いは?鳥の種名までそうなのかどうかは不確…

その他いろいろ  その1

そのバンケン。 これがオオバンケン(Greater Coucal)なのか、ただのバンケン(Lesser Coucal)なのかがわからなかったけど。 目が赤いのがオオバンケンで、バンケンの目は黒いんだって・・・。 ルビーのような目。 オラオラみたいな・・・これがカッコウの…

怪我しました

毎年いただくオリジナルの卓上カレンダーが今年はなくて困っていた。 WWFの小さい壁かけ用をBOX FILEにむりやりくっつけていたけど使いづらい。 なら作ればいいじゃん!ってことで初めて作ってみた。webオーダーで簡単に大した費用も掛からず、2月開始にもで…

チラ見のスターたち その2 残念シリーズ

ここからは失敗作展示館。 実をいうと私はフクロウはあんまり得意でない。畏怖を感じてしまうから。不思議盛りだくさんの鳥だから興味深いが、ビジュアルとしても怖いのが多いし、だいたい夜でないとみられない(昼間は寝てるだけだし)。 いや、コミミとシ…

チラ見のスターたち その1

ここからはほんの数ショットしか撮れなかった難しいスターたちシリーズ。 まずはカザリショウビン(Banded Kingfisher)は同行のお友達トップリクエストの鳥。 もちろん私も見たかったが、困難さがわかっていたので無理だろうとほぼあきらめていた。 数が少な…

カッショクコクジャクとマクジャク

タイで見たコクジャク(Grey Peacock-pheasant)についでコクジャク2種目。 カッショクコクジャク(Germain's Peacock-pheasant) 何が違うかというと、顕著なのは頭部で、前者は立派な冠羽と装飾羽があるのに対し、本種はそれがないのと、目の周りが赤い露…

2番手はミドリシマヤイロチョウ

たぶん、ここ(Cat Tien)に来る人に一番人気で有名なのはこっちの方なのかな? 本や記事で目にすることが多い気がする。 ミドリシマヤイロチョウ(Bar-bellied Pitta) 蛍光色の緑色が輝く。 耳のあたりがテラっとしている。 お腹はほんとは濃い青なのだが…

1番目当てのコシアオヤイロチョウ

鳥のリストを見ていて、一番見たいと思ったのがこのコシアオヤイロチョウ(Blue-rumped pitta)だった。なんて綺麗な空色でしょう。素晴らしすぎませんか。 サイズ以外編集していません。 青狂いにはたまらない。ぜひ会ってみたいと思った。そして無事に会え…

8年ぶりのベトナム

毎年2月、業務上最大のイベントが無事すんだら、「勝手にご褒美旅行」をすることにしている。昨年はタイのKaeng Krachan(ケーン・クラチャン)国立公園にいった。 今年はベトナムのCat Tien(カッティエン)国立公園に行くことに決めたのは去年の秋。 タイ…

初雁城

雁LOVEが嵩じたところで、前から気になっていた川越によくある「初雁」という名前。 これは、川越城内にある三芳野神社の裏の杉に、雁がその年初飛来した時に3声鳴きながら杉の周りを3度回って飛んだ、というような逸話から、川越城を別名「初雁城」と呼ぶこ…

そしてタゲリ

ホオジロガモで大満足のあと、また混んだ道をたどって帰路。 今回はちょうど3時過ぎに例の田んぼにさしかかる。 もう帰ってきているはずだな、と思って寄ったら見事ビンゴ~ こちらもやっとやっとまともに会えたタゲリ。 最初みつけた時、点に見える遠さの…

このところの鳥たち

河原でホオジロガモを待っている間にも、ほんのそばをちょろちょろするセキレイたち。 早春の微風にあおられた羽毛が綺麗。何をたべているのか盛んに水際の泡の中をついばむ。 上空ではノスリがトビにいじめられていた。ノスリって実は強いんだという話を聞…

ホオジロガモ さらに

このカモたち、採餌するときは盛んに潜るんだけど、ここで何を食べているんだろうか。基本的に動物食寄りで、甲殻類や貝などが好きらしいが、浅くて流れのはやい淡水の川の中になにがあるんだろうか。魚や水草も食べるっていうけど。 脚は赤っぽい橙色。体格…

ホオジロガモ リベンジ!

2月3日節分の日。光も明るくなってきて梅も咲いて、春の予感がしてきた。暦はただしいと毎年思う。 1月に惨敗だったホオジロガモの首カックンに、どうしてももう一度チャレンジせねば!と行ってきた。 がしかし、スタートゆっくりになったら高速は事故渋滞…

冬山散歩

ナゾの意地で毎年1月末はソロ雪山山行をいたす。 今年は特に新しくなった冬靴を試し、かつ慣らさないといけないというミッションがあるのだ。 アイゼンも合わせないといけないし。 当初、師匠のアイスクライミングに乗っかって蔵王に行く予定だったけど、最…

ホオジロ族がブイブイ

満足した帰り道。カシラダカとホオジロが仲良く採餌していた。 この写真ではカシラダカが大きく見えるけど・・ 実際はホオジロのほうが二回りくらい大きい感じ。 ホオジロも背中が綺麗だ。もう少し囀りの練習をしているみたいだ。 これはアリスイを撮ったと…

アリスイ続編

これぞアリスイというポーズで、これが一番気に入っている。 英名Wryneckは「曲がった首」という意味で、180度回る首で頻繁に後ろを向く。 その蛇のような動作から英語圏ではSnake-birdとも呼ばれるそうだ。 蛇はキリスト教圏の人は特に忌み嫌う。蛇に罪はな…

ついに念願のアリスイ

もう何年、そして今季何度振られているだろう。10回以上はまちがいない。山の予定がない土日しかないという限られた機会で、どうしても会えなくてもうだめなんじゃないかとさえ思えていた。 それがまあなんということか。たてつづけに、ついに、とうとう、一…

アオジとジョビコ

アリスイを探してうろうろしていたら、ミサゴを教えてくれたすれ違った人も探しているそうで、野焼き跡もだめだったとおっしゃる。 野焼き???あ~そうだった。この時期でしたねぇ。全く忘れていたわ。 ついでだからいってみよう。 だけどやっぱり全く気配…

ミサゴ

またまた晴れて寒い一日、アリスイ探しにいったけど、やっぱり全く気配もなく惨敗。 空をみあげると、白い猛禽がカラスにモビングされていた。 遠すぎて、ノスリかなとおもったけど、その後すれ違った人からミサゴだと教えられた。 へ~ミサゴだったのか、と…

つれづれ

1年で一番寒い時期となりました。さすがにあちこち雪が降ったり冬型気圧配置になったり。 せっかく雪山用の靴を新調したのに、なんだかおっくうで出掛けずにいる。 もう雁たちも少しずつ北に向かい始めたようだ。 今年は雁loveが一気に亢進してしまった。ビ…

ホオジロガモと夕暮れにタゲリ

やっぱり先輩へ追慕が鳥見のたびに湧いて、今年はどうしてもホオジロガモを見ようとおもった。お話するようになった初めの頃に教えてもらったポイントなのに2年越しになってしまった。 野付でなんとなくそれらしかったのも残念で、しっかり見ようと思って。 …

ジョビコとトラちゃん

もうこんな紅葉の風景は遠い昨日に思える。1か月も前のこと。 今は、暖冬といいながらやっぱり1年で一番寒い季節になってきた。 遅くなったけど、この冬初めてあったジョビコさん。 いかにも作為的なステージにて。 そしてこれも同じ日。キクイタダキを一生…

年が改まり

年末年始は長野でスキーなどして過ごした。暖冬とかで雪がなく、直前までひよって結局栂池にいったら、31日は大雨。夜中雪に変わってなんとか元旦はちゃんと滑れた。 ところが上がって4時ごろ、やたら津波警報が発報されていて、なんだろうと思ったら・・ 走…

カリガネとコチョウゲンボウ

そして真打登場。やっぱり一番好きなカリガネ。 どうにも可愛くてたまらん! 今回は近かった。前回は貸自転車のほうが静かに脅かさずに回れるとおもったんだけど、実は自転車の速度は怪しすぎて、雁たちに最も警戒されやすいんだそうだ。歩いてはもちろんだ…

ヒシクイと中カナダガン

美しく水のある田んぼの中に立つ亜種ヒシクイ この鳥はカリガネやハクガンより、飛来数が少ないのは今回初めて知った。 しかも警戒心はカリガネを凌いで最も強く、さらにずば抜けて賢いのだそうだ。 見かけは特に特徴もない、地味な鳥だけど、研究者にとって…

そしてハクガン

カリガネはなんとか11月にも会えた。でも11月みつけられなかったハクガンを今回は見たい。そう思っていたら無事会えた。 ※本来ピンクのかわいらしいくちばしが黒いのは、泥のなかに突っ込んで採餌していたせいで汚れているからです。 ハクガンはいれば見つけ…

コクガンに会いに

野付ではすでに移動した後で会えなかったコクガンにどうしても会いたい。 というわけではるばる会いに行った。 ついに会えた。 比較的警戒心は薄めというコクガン。 たしかにコオリガモやシノリガモの泣きたくなる遠さとくらべたら天国のよう。 それにしても…